Life in Canada

ワーキングホリデーでトロントに滞在中

トロントでの壮絶な部屋探し

10月10日にトロントに到着して、早16日、、、
 
ついに、、住む部屋が見つかった!!
 
カナダに到着する前から部屋探しは苦戦するだろうと予想していましたが、
まさかここまで大変で、ここまで長期戦になるとは思ってもいませんでした。
 
トロントに到着した次の日、ホステルで知り合ったアイルランド人に、
「何しにカナダ来たの?」と聞いたら
「ワーキングホリデー!でも部屋が見つからなくてね、、かれこれ3週間もホステルにいるよ!」
との回答。
 
そんなばかな〜と近くにいたフランス人に話し掛けてみると、
「もうすぐで一ヶ月かな〜」とのこと、、。
 
ふと周りを見渡すと、パソコンを凝視している人ばかり。
 
そうです。皆部屋探しです。
 
それはそれはもう衝撃的でした、、
 
ホステルの値段が決して安くないということもあり、ホステルを予約したのは1週間のみ。
トロントに来るまでは「1週間で絶対に部屋を決める!!」と豪語していましたが、
トロント1日目にして既に雲行きが怪しく、、、
 
でもなぜここまで部屋探しが大変なのか?
・留学、ワーホリなどでトロントに来ている人が多すぎる
・条件の良い部屋が限られている
 
この二つ尽きるのかなと。世界の他の大都市でも住宅事情は近年問題になっていますよね。
そこの土地に住もうとする人の数に対して、そこの土地を離れる人が少ないと。
ダブリンでも全く同じ状況のようです。
 
トロントのダウンタウンでは高層マンションの建設ラッシュですが、高層マンションとなると家賃ももちろん高いです。
 
そのためトロントではシェアハウスが一般的。ホームステイという選択肢もあるかもしれません。
基本的に一軒家のキッチン、シャワールーム、トイレをオーナーやルームメイトとシェアというスタイルがメインです。
 
部屋探しは下記のサイトを使用しました
Kijiji
Cragslist
Emaple (日本人向け)
・Facebook
 
正直、妥協すれば住む部屋はすぐ見つかります。
個人差はありますが、ただ基本的に皆求めている物件としては、
 
家賃: $500~700 (光熱費込)
ロケーション: ダウンタウン!もし無理ならメトロの駅の近く。
その他: 部屋に窓がついていること、清潔さなど
 
日本人の方であれば、上記に加えてルームメイトが日本人ではなく、様々な国籍で英語環境を求めている人が多いのではないかと思います、僕自身がそうでした。
 
ただ全ての条件を満たす物件はあたり前ですが、少ないというかほぼないです、、笑
 
では、それぞれの条件について。
家賃
$700前後が相場かなと感じますが、極力$500~650くらいで見つけたいというのが本音ですよね。円に比べてカナダドルが安いとはいえ、シェアハウスでこの価格は高いと感じる方も多いと思います。
 
ロケーション
立地に関しては人それぞれですね。
個人的に仕事や娯楽などを考ると極力ダウンタウンに留まりたかったですね。
トロントには地下鉄、バス、トラムがあるため交通の便は良く、ダウンタウンの外に住むことになってもそこまで問題がないという話しを聞きました。実際、知り合いの方は1時間近くかけてダウンタウンまで通っています。
 
ただホステルのスタッフ、他の国から来ている人達は、
「住むのであればダウンタウン。もしくは地下鉄の駅の近く」と口を揃えます。
 
というのも、冬のトロントはマイナス20度を越えることもあり(体感温度はさらに低くなるそうです。。)、雪も積もる。その場合、バスやトラムが時間通りに来ないことが頻繁にあり、極寒の中バスやトラムを待たなければいけないという状況になるそうです、、、
 
それを聞いて、頑張ってダウンタウンの物件を探すことに決めました。
 
窓付き、清潔さ 
「窓付きの部屋」というのはもしかしたらカナダやアメリカなどの北米での家探しの際に重要となるキーワードかもしれません。
 
北米の家は半地下、もしくは地下に部屋がある構造となっております。こちらではベースメントと呼んでいます。
 
ベースメントの部屋の多くが窓がないです。
そのため外の明かりを見ることもないので、朝なのか夜なのか分からなくなりますよね。笑
(窓があって明かりが差し込むベースメントもなかにはあります) 
キッチンやシャワーが上層階にあればまだ良いですが、、キッチンも部屋もベースメントで窓がないとなると、、、もうそれは息が詰まりますよね。
 
ベースメントの部屋も見学に行きましたが、やっぱり窓がないと電気が点いていても何となく雰囲気が暗いような印象を受けました。
 
万が一、火災などが発生した場合のことまで考えると、安全面でも窓無しのベースメントは良くないと個人的には感じました。
 
清潔さ
基本的に独立したアパートではなく、シェアハウスを探しているため家によって様々な色々な匂いがあります。そして汚い家も多いです。
 
僕自身オランダに一年間留学しており、コバエやダニなどがたくさんいる汚いアパートで生活していたため、ある程度汚さや臭いには慣れているつもりでした。
 
でもトロントにあるシェアハウスはそのレベルを平気で越えるところがあります。笑
 
中にはオーナー(中国系)が一階に住んでおり、家全体が中華料理の独特な臭いで包まれていることも、、
家の中に足を踏み入れた瞬間、「あ、ここ無理だ」と思ったところもありました。
 
清潔さとは少し関係ないかもしれませんが、あるお部屋を見学に行った際には、そこの家に住んでいる方に「ここはネズミが部屋に出るのでやめた方がいいですよ」とご丁寧に教えてくださった場所もありました。笑
 
このような感じで条件に合う物件を探していたら、もう見つからない見つからない。
 
結局見学に行ったのは17軒。連絡したのは多分この倍以上です。
 
普通に多すぎる。笑
 
途中、良い物件もあり、「契約したい!」とオーナーに言った物件もありましたが
「今週あと10人くらい見学来るから、その中で一番良い人をこちらで選ぶ」
と言われたところも何軒かありました。
 
Facebookに空き部屋の情報を投稿すると1時間に20人以上の人からメッセージが来るとどこかのオーナーが嘆いていました。
 
そんな大変な思いをしてやっと見つけた部屋は、家賃は$700と個人的には若干高めですが、
ダウンタウン、清潔、三階という好条件。
ルームメイトは他4人、日本人の方も一人いるようですが、そこは最後妥協しました。
 
ただ、本当に運とタイミングに恵まれたと感じます。
 
僕が見学行ったシェアハウスは偶然2部屋空きがありました。
ただ、見学に行った時は「ちょうど数分前に別の人が契約した」と、、
 
もう一つの部屋に見学に行こうとしたところ、
先に見学に来ている人がいたため、その人を待つことに、、
 
奇跡的にその方が別の物件を探すことなり、チャンスが巡ってきたため、無事に部屋を見学することができ、契約まで至りました。
 
ただ契約書にサインしている間も5人以上の方が部屋の見学に来ており、
本当にタイミングと運が良かったと実感しました。
 
 
 
入居は来月からですが、これでやっと一安心できます。
 
そして長かったホステルでの生活ももうすぐ終わります。嬉しいようなけど、実は少し寂しいような。